店長りんごのつぶやき

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2022/01/22

教員組合の筆文字講座で大失敗…そこから復活した5つの考え方。

こんなにも大きな会場での講座は初めて!

こんなにも大きな会場での講座は初めて!

✼愛知県岡崎市✼
おむつ一枚ずつにメッセージ
出産祝い「7つのていねい。名言オムツケーキ 」
高校生・中学生・小学生・保育園児4人のママ
育児も自分のやりたいこともとことん楽しむ店長りんごです


お読みいただきありがとうございます!!



\教員組合女性部での講座で撃沈した話/

昨年12月に愛知県内の某市教員組合女性部様から
筆文字講座のご依頼をいただきました。
70名近くの現役先生たちがご参加くださいました。


結果は撃沈。
自分的には「大失敗」でした。


何を持って「失敗」というのか。
何を持って「ダメだった」と思うのか。


ずっと開催レポートを書けずにいました。
ダメだった自分に向き合えずにいました。
でも前に進みたい。



【後悔】ではなく【反省】をして
これを生かして次に活かしたいから。
自分の想いをアウトプットすることにしました。



①どんな講座だったのか

この先生たちに向けての講座は
【自分が元気になる言葉を木に書こう!】
というもの。


たくさんの様々な種類の木材を用意。
筆ペンもテキストもしっかりと準備して、
パワーポイントもばっちり!


リビングスタイルハウズさんにて15cm×12cmくらいの様々な種類の木材を準備。
受付でそれぞれ好きな木を選んでいただきました。


はじめに6年前まで教員をしていた私の
ここに至るまでの自己紹介をしてから、
(↑これが失敗の原因)


自分の心の中と向き合い
「元気になれる一言」を決めます。



その次に筆ペンで線を書く練習をします。


そして自分が選んだ木材に
自分を元気にする言葉をいざ清書!!


先生方はそれぞれに言葉を考えて
素敵な文字で作品を完成させてくれました。
めちゃくちゃ素敵な作品ばかりでした!!



②自分が「失敗」と思っていること

結果的に先生方は笑顔で素敵な作品を書いてくださったので
私の講座は「失敗」ではないのかもしれません。


ただ
「私らしく話せなかった」
「伝えたい想いがきちんと話せなかった」
ということが、
自分で「失敗」と感じている最大の理由です。


昔から人前で話すことが苦手で、
大勢の前だと声が震えてしまったり
頭が真っ白になってしまって
何を話しているのか分からなくなってしまいます。


だから今回はしっかりパワーポイントも準備して
話す内容もしっかり決めて
衣装も着物で整えて


「これで大丈夫。
自分はもう大丈夫。
絶対しっかりとかっこよく話すことができる。」
そう思って挑んだ今回の講座。

でも「安藤先生お願いします」と紹介されて
登壇した瞬間から頭は真っ白。


自己紹介はガクガク声が震えてできず。
過呼吸のようになって前へ進めず。
自分の用意していた想いが
全く話せませんでした。


ここが私の中の「失敗」と思っているところです。
ここが「自分はダメだなあ」と落ち込んでいるところです。


【しっかり話せなかった】
【声が震えてしまった】
【元教師なのにちゃんと話せなかった】
【講師らしくテキパキ進められなかった】

これが失敗と思っているところです。



③本当に「失敗」なのか?

ガクガクと声が震えて
頭真っ白になってしまった私。
それからどうなったのか…


実は友達が助けてくれました。


今回の講座を企画し
私を講師に呼んでくれた三咲ちゃん。


高校時代からの親友で
(高校時代は友達がほとんどいなかったのですが、
そのうちの一人!!)
現役教師の三咲ちゃん。


そんな三咲ちゃんが
「田中ちゃん(私の旧姓)まあまあお茶でも飲んで♡」
とペットボトルを持ってきてくれました。


その瞬間、
私が私に戻ってきた感覚がありました。


三咲ちゃんとの高校時代のエピソードや
緊張しすぎて申し訳ないですという気持ちなど
用意していた言葉ではなく、
本当にその時に心で感じた言葉がポロポロと。


そのあとからは
もちろんいつも通りではないけれど、
先生たちとやり取りしながら
筆文字の書き方や言葉のチョイスをお伝えできました。


【ベテラン講師のようにしっかり話せなかった】
【緊張で声が震えてしまった】
【伝えようと準備した内容の半分も伝えられなかった】


けれど。
これって「失敗」なのか??



苦手だった人前で話すことにチャレンジしようと決めて、
緊張の中でも最後まで諦めずに(三咲ちゃんに助けてもらって)
少し自分が取り戻しながら話ができて、
先生たちが笑顔で作品を書いてくれた。


これって「失敗」「ダメ」ではないかも。
時間が経つにつれてそう思えるようになってきました。



③周りは「失敗」と思っていない

講座の後はかなり落ち込みました。


でも講座直後に話しかけてくださった先生がいました。


「今年度で退職なんです。
これからの自分のやりたいことが見えてきました。
本当にありがとうございました。」


他にも保健室の先生をしているという若い先生は
「めちゃくちゃ可愛かったです〜!
全部可愛かったです。」


………???


正直、講座の直後で落ち込んでいた私は
素直にこのご感想を受け入れることはできませんでした。
でも後日送ってもらった「参加者様の声」にも


___________________________

○あっという間に時間がすぎるほど、楽しく参加させていただきました。いざ書こうと思うと、思うように描けず、また自宅でもやってみたい!と思いました。
○とても楽しかったです。生徒にも教えてあげたいです。
○日々、仕事と家事に追われているので、ほっとする時間になりました。久しぶりにただ楽しむ時間となり、ありがたかったです。
○型にはまらず、もっと豊かな発想を持たなければと思いました。書いた文字を胸に今後も、いや明日から頑張ろうと思いました。
___________________________


という本当に嬉しいご感想。


………!!!


自分では「大失敗」と思っていた講座でしたが、
実は周りはそう思ってはいないのかも…と思えるようになってきました。


そもそも私が伝えたかったのは

自分が元気になる言葉を見つけて
楽しく筆文字で書きましょう

ということ。



「上手に話したい!」
「かっこよく伝えたい!」


それは私の完全なる個人的問題。
周りの人には関係のないこと。
「あの人、失敗してる」なんて思ってないのです。



④【後悔】ではなく【反省】する

この講座での
「声が震えて頭が真っ白になって話せなくなった」


このことを


●【後悔】…感情のみ
「ダメだった。引き受けなければよかったなあ。私はやっぱりダメなんだ。きっとまた失敗するに違いない。」
→また同じようなことを引き寄せる。

●【反省】…感情×理性
「ダメなところもあった。何がいけなかったのかな。どうすれば次はうまくいくかな。」
→次へのチャレンジにつながる。


どのように考えるかは自分次第。
かなり【後悔】しましたが、
時間が経つに従って【反省】できるようになってきました。



今回私は
「教員をしていた自分をよく見せたい」
「上手に話したい」
と無意識に思っていて、
パワーポイントでの自己紹介にもそれが表れていました。
私の反省点としては、



【意識の矢印が自分に向いている】



そんな状態だったので、
周りが見えなくなって緊張してしまったのだと思います。



【意識の矢印を相手に向ける】



「聞いてくださってる方は楽しんでるかな?」
「せっかく来てくれたみなさんに喜んでもらおう」
とグググ〜〜〜っと俯瞰してその時を見る。



用意したパワーポイントや資料も大事だけど、
その時にいる目の前の人とのやりとりを大切にする。


今回の講座の【反省】を活かして
次の講座はもうすこし緊張せずにやりたいと思います。



⑤やってみなくちゃわからない

とにかく話すことが苦手な私ですが
やってみたからわかったことがたくさんありました。



みなさんにもありませんか?



「やってみたいけど失敗したらどうしよう」
「きっとダメだろうから」
「上手くいくか分からないし」



大丈夫です!!
死にはしませんし、周りの人は全然気にしていません。
やってみなくちゃわかりません。


自分的に「失敗」したとしても
【後悔】ではなく【反省】に変えたら
次への成長に繋がり、ステップになります。


いつか野郎は馬鹿野郎。
思い立ったが吉日です。



撃沈した私ですが
もうすでに「また教員向けの講座依頼が来ないかなあ」と狙っております笑



やってみなくちゃわからない。
この私の経験が、
踏み出せずにいるどなたかの一歩目のお役に立てたら嬉しいです。


※教員組合様からのご依頼、本当にお待ちしています!!

お問い合わせはLINEから。


こんなにも大きな会場での講座は初めて!

こんなにも大きな会場での講座は初めて!

素敵な先生ばかりでした!

素敵な先生ばかりでした!